
2018年11月05日
「サスペンションダンパー」って、
ダンパーの具体的な役割
ダンパーとは、サスペンションのスプリングの中にセットされている円筒状のパーツ。
日常的なカーライフの中で見かける機会というのはまずないと言っても良いかもしれない。
リフトアップした時や自動車を外してメンテナンスするような状況であれば目にする事が出来るが、普通に運転しているだけではまず見かけない物です。
ではこのダンパーが何をしてくれるのかと言えば、
バネが持つ固有振動を吸収する役割を持っている。
そのため、スプリングとセットになっています。
仮にでも、もしもダンパーがなければ固有振動を吸収するものがないため、一度振動したバネは振動し続ける事になります。
これを自動車に当てはめると、もしもダンパーが無い自動車があれば車はバネの振動に常にあおられ続ける事になって、
走っている限り止まらなくなると言っても過言ではなくなります。
正直、ダンパーがなければ真っ直ぐに走る事さえ出来ないと言っても決して言い過ぎではなく。
乗っていてもかなりの不快感がでて、
運転する側としてもどうすれば良いのか分からないような状況となってしまい、船酔いすら可愛く見えてくるような事態に陥ってしまいます。

ダンパーの働き
ダンパーがどのような働きをしてくれるのかというのは、バネの伸縮に対して抵抗する物で、
ダンパーがあってもサスペンションがなければ振動を抑える事は出来ても、振動そのものは運転者や同乗者に伝わる事になり、乗り心地は決して良いものにはならない。
バネの伸縮に対して抵抗してくれる事で、固有振動のエネルギーを抑える事になるので、自動車に安定感を与える事になる。
伸縮に対する抵抗を「減衰力」というが、ダンパーはこの力を思う存分に発揮して行く物になります。

走行中に果たす役割
ブレーキング時
ブレーキがかかると車はノーズが沈み込む動きをする事になり、急にブレーキを踏むと運転者の体は前に倒れようとするが、その感覚は実は人間だけではなく、自動車にも起きている。
だがここでもダンパーが活きてくる。
ダンパーによってそれを抑止し、自動車の姿勢そのものを整えようとしてくれるのだ。
加速時
加速の時にはその逆で、急加速すると体はまるで後ろに引っ張られるように感じるが自動車も同じ、この際もダンパーは後ろに引き込まれようとする自動車の姿勢を整えてくれます。
コーナリング時
コーナリングの時には右コーナーであれば左側に、左コーナーであれば右に浮き上がろうとする。
このような動きもまた、ダンパーが減衰力で抑える事で安定した姿勢を保てる事になる。
言葉ではとても簡単なのだが、実際にはコーナーリング時はダンパーがかなり活躍してくれている。
ダンパー無しでは安定した走行が出来ない

ここまででも、ダンパーが如何に自動車にとって大切なパーツなのかという事がお分かり頂けましたでしょうか。
こう言ったクルマで走る時には絶対に欠かせない重要なパーツの「サスペンションダンパー」
これの動き方を変えてあげれば乗り心地は換わる
HADOOは「ネバーショック」と言うアイテムでそれを実現しています。

で、
実際にはどう変わるのかを感性でなくダンパーテスターを用いてキッチリ測定をしてもらいました。

水色の線がノーマル(HADOOをつけていない)状態
青い線がダンパーに「ネバーショック」を貼り付けた状態
確実に変化しました。

この違いにより、
乗り心地(足の動き方)は
初期の動き出しが早くなってゴツゴツを緩和させ、
常にストロークし易い状態を保てるのでフラツキが収まる。
って感じになります。

でも、なんだかんだ言っても乗り心地に求める所は人それぞれ、
HADOOショップでなら納得して頂ける所までバッチリお試しが出来ますので是非
